玉のような赤ちゃんを産む妊婦日記です。
ついに誕生した我が子。
しかしその前には大きな試練を乗り越えなくてはいけません。
産むってすごすごる経験。
今回、私は全くの自然な経過の中、赤ちゃんを産むことができました。
医療的処置はなにもしていません。
とにかく時間がかかりましたが。
陣痛開始 4日の3時、子宮口全開5日8時、出産5日18時40分。
その痛みレポートです。
2014.5.7
赤ちゃんは生まれた日の夜はすんなり寝てたから安心してたのに
ゆうべは1度起きたらさっぱり寝つかなかったので細切れのうたた寝くらいでした
昼間はよく寝てるあかちゃんです
夜に備えてこのすきにわたしも休まなくてはいけません
あかちゃんのペースに合わせて起きたり寝たりして入院生活送っています
こんなにもゆったりとして世間の慌ただしさから離れている時間なんて
ほんと今だけのぜいたくですね
あかちゃんがかわいくってかわいくって
じわーっと泣けるくらいかわいいです
つるんと生まれ出てきたときはあまりに一瞬で、ひたすら驚きばかりで、
私の子ーーー!!っていうよりは
ほんとに人間でてきたー!すごいー!
みたいな感じだったのですが、
だんだんリアルなたおちゃんの命を感じて
動き、驚き(モロー反射めっちゃかわいい)、泣いて、きゅうきゅう言ってる、
なんでもかわいいですね
ほんと元気に生まれてやってきてくれてありがとうー
今日記録しときたいのは
おそれつつも楽しみだった陣痛&出産の痛みレポートです
こういう痛みだったのかーと実感しながらどんどんすすんでいきました
まだまだリアルに覚えてるので出産してる方が叫んでる声きくと泣けてくるくらい
女がこうして痛みに叫ぶ中命は産み出されるんだなあと…
体は来るべきときがくると
子を産み出すべく着々と体を変化させていく
子宮口をひらきながら
骨盤もどんどん広げていく
わたしは両臀部の股関節の外あたりがぎゃあーってくらい痛かった~
こんなとこが痛くなるのは初でした
5日の夜中から徐々に痛みが強くなりそれのひたすら耐えているうち
朝には子宮口が全開になりました
そこから和室の分娩室に移りましてそれが朝の8時ころだったので
もうすぐかなーと思ったら甘かった…
私は横になるよりしゃがんだり立ったりしてる方が痛みを逃しやすかったので
洗面台につかまってしゃがんでそこで何時間も過ごしてしまいました
今ふりかえると朝の8時から夕方の4時くらいまで?そのへんにしゃがんでました
ご飯も全然食べる気になれず
いつ終わるのか想像もできないくりかえしの痛みに途方にくれました
陣痛の波がくると
「きたぁー、ふうー、いったーーーいーーー」
去るとガクッと寝る…
また波がくると
「きたぁー、いーたーいー、いーたーいー、ぎゃーーー」
去るとガクッと寝る…
この眠くなるのは誉めていただけました
「とってもいいわぁー」と理想的だそうです
そうなのか、わたしに根性がないとかじゃないのか…
それにしても、このままこんなふうにしていて
生まれてくる気がしないしイメージができませんでした
ここからさらに陣痛が強くなればそれが押し出す力になってあかちゃんが下がる
それは分かるのだけどこわい
ここからすすむのがこわい
そうなのかここからは、私が産むって決心しなければ、進まないんだ~…
こわくて迷ってるからなんだこんなに時間かかってるのは…
もう誰にも助けてもらえないしわたしがやるしかないんだ
たおちゃんはもうそこまできてるのにごめんよー
あー、わたしはなにをしてるんだろう
大垣では家族がお部屋を用意して待ってくれてる
ひだまりのみんなも待ってるよ…
たくさんの方が見守り応援してくれてるのにー
よわい私
だめじゃないか
私のお産なんだよー!
母になるってそーいうことなんだよー!
と、ひとしきり凹み、反省し、
洗面台につかまってるポジションはやめて布団に寝ることにしました
これがわたしの中でひとつの精神的な峠を越したとこでした
布団に寝るのは私には痛みを逃しにくく真っ向勝負になるのでこわいんです
でもそこからどんどんすすんでいって
でも2時間以上かかったけど人生最高に大声で叫びまくって
たおちゃんを産み出すところまでいくことができました
最後の会陰の通過が…めーちゃーめーちゃーいたかったーーー!!!
もうあと一歩の最後の最後に最大級の
「ええーー!まじですかーー!これはちょっと、痛すぎるんですけどーーー!!」
が待っていた…(笑)
予想外でした
ここを越えたらつるりーんです
でも、たおちゃんゆっくり出てきたので
また私のためらいもよかったようで
会陰は擦り傷くらいですみ割けることもなく出血もなくそれはそれはよかったですね…
産んだらすべての痛みは消え去ってもう別世界でした
ああ、でも自然分娩できましたーよかった、よかった!
女はすごいよー!ほんとにすごいです!
というわけで痛みレポートでした