妊婦日記、9か月目です。
祈るように毎日過ごしていた妊婦生活も終盤へ。
「いのちのためにいのちをかけよ」とは
吉村医院の院長先生の言葉。
自然を信じ、自分の体を信じ、強くあれ。
あとは身を委ねるようにおおらかにして。
非常に波乱の多い時期だったのに、
日記を読み返すと驚くほど穏やかに満たされているようで
自分ながら驚きました。
2014.2.28
おなががぽんぽこりーんと大きくなってきた私です。
もう来週には32週、9か月目にはいるのですから、もう立派な妊婦さんですよ
貧血もなく、妊娠中毒症もなく、
体重増加もオーバーせず、朝の伸びをしたとき以外は足もつらず、
夜はフラットな仰向けではねむれませんが、
クッションですこし背中を起こしておけば、
意外とあおむけのまま熟睡でき、
妊娠線も朝晩のおなかトリートメントが効いてるのかいまのところなく、
おなかのあかちゃんも逆子にもならず、元気そうで
最近しゃっくりばかりしています。
もう理想の妊婦生活ではないでしょうか。自分でいうのもなんですが。
プライベートな身の上話や、店を経営することなどを話せば、
そんなにのんびりゆったり余裕たっぷりでもないのですが、
(ほんとはもっとほんわか過ごすのが理想的な時期だと思うのですが・・・)
それがほどよい緊張感になっていいのかもしれませんね。微妙ですが。
それでも元気に育ってくれてるたおちゃん、
わたしとたおちゃんをいつも気にかけてくれ、守ってくれるありがたい仲間たち、
風邪ひとつひかず、丈夫であり続けてくれている私のからだ。
見守っていてくださるすべての方。
ほんとにありがとうございます。感謝です。
私の仕事の予定は3月までしか入れていません。
4月は臨月になるので、いつ生まれてもおかしくないゾーンに入るからです。
それでもやれることはやりたいとおもっていますが。
施術はもちろん、スクールや、ヨガレッスンもまだやっていますが、これらも3月いっぱいです。
自分にとって、さいごの一か月となります。
身ひとつで動けるのも、このひと月まで。
悔いのないよう、やりきっていきたい。
「いのちのために、いのちをかけよ」
とは、
私が通う岡崎の吉村医院の元院長の吉村先生のことば。
その言葉どおり、命を生むとはいのちがけのことであると思います。
よほどのことがなければ、現在の医療では死なないと思いますが、
そこは神様の領域なので。
生まれてくるあかちゃんのために、
それに耐えうるからだをつくり、
あかちゃんが自分の力で生まれてくるのを信じて、辛抱強く、リラックスして、
まさにこの世への門となって、心と体を開いていくのが出産なのだと思います。
私が子供を産みたいと強くおもったのは、
マクロビオティックを学んでから。
大きな宇宙と自然の流れに身をまかせて、
もうひとつの大きな自然であるこどもを生み出し
いのちを繋ぎたいと思ったから。
私もその流れに沿いたいと思ったから。
だから、とても幸せです。この上なく幸せです。
おおきな自然に大きな役目を託されている自分の体、魂、すべてが満たされ、幸せだと思います。
この気持ちをずっと忘れずにいたい。
何を失っても、不便なことがあっても、悲しいことがあっても、
すでに自分は満たされていることを忘れないでいたいと思います。