そろそろ乾燥シーズン、お肌をまめに保湿してる方も多いでしょうか。
そういった体に与えるものについて、考えさせられる今日このごろ。
きっかけは娘が通う皮膚科。
そこでは基本的に保湿を薦められません。
一時的な保湿はいいけど、いつも、ずっとの保湿はよくないと。
「イリマセン」と潔い先生です。
理由は、皮脂腺の正常な働きを失わせてしまうからだそうです。
娘の場合、服で覆われているところは荒れていないので、冬なんかは長袖着てれば問題ないと。
娘が生まれたらぜひベビーマッサージをしたいと思っていたのに、
ムチムチプリプリのお肌をみていたら、
余計な油分を塗りつけたくなくなってしまったのを思い出します。
本当は、必要ないものといえばそうなのかもしれません。
自分自身、めんどくさがりなので毎晩お風呂上がりに手足になにか塗る習慣ができず、
そして年中カサカサしているのですが、
たまにこれじゃいかんと保湿をしたとしても、潤っているのはその時だけ。
(肌表面を覆っている角質は、垢となって剥がれ落ちる前の細胞です。
擦って落としても痛みがない、すでに生きていない細胞なので、
保湿したつもりでいるそれは、
単に表面の表皮を湿らせてふやかしているだけなのだそう。
その潤いが維持できるわけないですよね。)
そういえば、リップクリーム。中高生のころはやたら塗ってた気がしますが、
塗らなくなってウン十数年、乾燥を感じないのでもう今は必要さえ感じません。
リップなどは、塗っている人ほど塗らずにはいられなくなるのだとか。
顔もしかり。前は洗顔後には急いでローションが必須でしたが、
クレンジングしなくなってからは顔がつっぱらないので保湿ものんびりとしたもの。
肌断食っていいますが、与えずにいるといらなくなるもの。
じゃあいったいなぜそんなに世は塗ることを奨励するんでしょう。
(そうしないと成り立たない業界は多いのでしょうね。)
あれもこれも、なくてはならない!って思っていても案外そうじゃないもの、
いろいろありそうです。
そして体を本当に変えられるのは、食べるものが一番なんでしょうね。
内側から体を潤してくれるものを取り入れていきたいものです。