調理の妊活

調理の妊活② いつも同じになっていませんか?その味付け、その調理。

投稿日:2018年3月16日 更新日:

こんにちは。妊活セラピストの渡辺です。

前回は調理法の陰陽エネルギーを見ていきました。

調理法まで気にしなくちゃいけないの?

と思う方もいらっしゃるでしょうか。

ぜひこの機会に意識してみてください。

最初は立ち止まり、頭を使う作業かもしれませんが、

慣れてくると感覚的に調節できるようになります。

自分の体だけでなく、家族や、子どもたちにも大きい影響を与える食のこと。

知っていて損はないですよ!

今回は、調味料の陰陽についても知っていきましょう。

調理法に必ずセットになる調味料の性質を知ると、

さらにバランスをとるのがうまくなるんです。

 

調味料の陰陽エネルギー

冷蔵庫や冷暗所に置いてある調味料を集めてみましょう。

よく使うもの、

一回使ってそのまま長い間使わず経過しているもの。

さっそく陰陽に分類していきます。

【陽性な調味料】

塩(自然塩・天日干し)

醤油

味噌(発酵期間の長い豆味噌・八丁味噌が最も陽性)

味噌(麦味噌・玄米味噌)

梅酢(梅干しを漬けたときにとれる酢)

生姜汁

梅干し(3年以上漬けたもの)

加熱する油(ゴマ油、菜種油、米油)

塩麹

練りごま

【強めの陽性調味料】

オイスターソース

魚醤

動物性のブイヨン

出汁の素(顆粒)

【できればやめたい陽性な調味料】

市販の○○の素(陰陽両極端なものがミックス)

食卓塩・精製塩(ミネラルが抜けています)

 

【陰性な調味料】

バルサミコ酢

にんにくの汁

わさび

てんさい糖

メープルシロップ

玄米酢

みりん

レモン汁

ゆずやカボスの汁

玄米甘酒

白味噌

粒マスタード

未精製の黒糖

 

【強めの陰性調味料】

ニンニク

ハーブ

スパイス

トマトピューレ

ドレッシング

生の油(エゴマ油、アマニ油)

オリーブ油

はちみつ

マヨネーズ

ケチャップ

 

【できればやめたい陰性な調味料】

化学調味料

圧搾法ではない食用油

サラダ油

白砂糖、三温糖(三温糖は白砂糖を加熱したものです)

グラニュー糖

人工甘味料

 

いかがでしょうか。

よく使ってる調味料はどこにあてはまるでしょうか。

調味料そのもののエネルギーを

どういう素材にどういう調理法で用いるかで

陰陽バランスも変化します。

実際の食事メニューでみてみましょうね。

 

どう変えればいい?エネルギーバランス調整例ふたつ

 

~調理法の偏り例①冷え性の女性〜

「冷え性を気にして体を温めるものを積極的に取り入れている女性がいます。

たんぱく質もしっかりとります。

冷たい飲み物は控えていますが、冷えは変わらず。

精神的にもあまりゆとりがなくストレスが多いです。」

 

圧力鍋で炊いた玄米、味噌汁、オーブン焼きの魚、

煮込んだお肉、圧力鍋で煮たお豆(常備菜としてストック)、温かいお茶。

みたいな食事をしているとします。

たしかに冷たいものを避けて、温まるものを意識して取り入れているようですね。

でもみてみると調理法が陽性に集中しています。

圧力鍋のご飯は熱とパワーをくれるのでお勧めですが、

おかずがオーブン焼きのものや煮込みのもの、ストックもの(常備させるものはより陽性になります)、

お肉に魚と陽性が多いのが気になります。

たまにこういう日があっても大丈夫ですが、いつもだと体が陽性過ぎる状態になります。

程よい陽性は体を温めますが、

あまり陽性過ぎると流れが悪くなり滞って冷えますし、精神的にゆったりできません。

あと、女性は本来陰性なエネルギーを持っているので、陰性もある程度必要なんです。

(甘いものを欲する女性が多いのもそのせいですね)

お肉か魚のどちらかにして、お野菜を増やすとよいですね。

それも煮物とかではなく、さっと蒸したりゆでたりしたものを。

玄米は常食して陽性すぎるなら、部づき米や雑穀入り白米など軽くしてもいいです。

味噌汁も陽性なので、汁物を薄味の野菜スープにするのもいいでしょうね。

 

プラスマイナスをして「やや陽性ぎみの中庸」くらいを目指します。

 

~調理法の偏り例② 忙しい一人暮らしのOLさん〜

「忙しくて自炊ができない。夜もやってるコンビニが頼り。

一応美容のため油っこいものは控え、大豆製品を多くしてヘルシーにしているつもりです。」

野菜ジュース、コンビニの生野菜サラダ、

冷凍しておいたご飯をレンチン、インスタントの味噌汁

納豆(付属のタレのみ)、冷や奴(醤油)

調理といえるのか微妙ですが、ほとんど火を入れていませんよね。

陰性に偏っているので、若いうちは元気で大丈夫かもしれませんが、

このままずっと続けていくと冷え体質になり婦人科系にもダメージがきます。

味噌汁はできればインスタントではなく、

きちんと発酵プロセスを経て作られた味噌(材料が大豆と麹と塩のもの)

乾燥わかめと豆腐(冷ややっこはやめる)をお味噌汁の具としていただくといいです。

本物の味噌は血液を強くしますので、ここだけでもしっかりさせると全然違います。

まずは味噌汁の質をよくすることが最もおすすめです。

野菜なども味噌汁にいれてしまえばサラダなどが一品少なくてもいいと思います。

 

いかがでしたか。

ご自分の食事内容も、こういう陰陽バランスで見てみるとまた違いますよね。

こういう食事はどうか?などコメントくださればできる範囲でお答えしますよ。

 

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